NPO法人 Pleasure for allは、i＋Land nagasakiにて実施していた社会貢献活動を伊王島から長崎市、長崎県へと活動の場を広げる「Pleasure for nagasaki」を始動いたします。

これまでNPO法人 Pleasure for allでは、公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」による、難病の子供たちとその家族へ夢と勇気を提供するためご家族全員をご招待する「ウィッシュバケーション」の受け入れや、伊王島小学校に通う児童のお誕生日にi+Land nagasakiへご家族皆さまをご招待し祝福するプロジェクト、ご高齢の方がお住いの地域へのパンやお弁当などの移動販売や、災害時には避難所として客室、食事の無料提供を行うなど、地域に根差した様々な活動を行ってまいりました。また、伊王島内5つの「巡る島カフェ」の売上の一部を子供たちの未来や小児医療に役立てていただくため、2020年12月に長崎市福祉部障害福祉課へ寄付させていただいており、2022年も寄付を予定しております。

こうした活動は引き続き行いながら、「Pleasure for nagasaki」として、子育て支援センターと共同し子育て世代のご家族が、先輩ママ、パパや支援センターへ気軽に相談ができるイベントを開催し、支援センターの認知を高める子育て親子支援プロジェクトや、サッカー、ラグビーなどの少年スポーツ団体をご招待し、勝ちにこだわる試合ではなく、児童が考えた戦術で児童による児童のための試合を開催し少年スポーツ団体の交流を目的としたプロジェクト、福祉施設に入所や通所されている方をご招待し、伊王島での観光や温泉といった日常とは違う体験をしていただくプロジェクトなど、長崎市、長崎県へと社会貢献活動を広げてまいります。

2022年4月21日（木）には、「Pleasure for nagasaki」の活動第一弾として、元保護犬2頭をi+Land nagasakiの看板犬として育成するプロジェクトを実施し、i+Land nagasakiにて看板犬の入社式を行います。

i+Land nagasakiは2018年7月、ワンちゃんと一緒にご宿泊いただける「BARK LODGE」を開業いたしました。ご家族であるワンちゃんもお客様としてお迎えしており、普段と変わらず伸び伸びとお過ごしいただけるようサポートアイテムの充実、制限の緩和等行い、2019年度は5,153室のBARK LODGEのご利用があり長崎県内外から多くの愛犬家の方々にご愛顧いただいております。

ワンちゃんをお迎えしているペットフレンドリー施設として、全国ワースト1位でもある長崎県の犬猫の殺処分率71％の問題について深く考え、命を守る取り組みを実行するため、2022年2月より長崎県の保護施設へ出向き現状の保護活動の見学や譲渡会へ参加し、大村市のご自宅で保護活動をされている「あにまるホーム」にて島原市有明の山林で保護された2頭と出会い、i+Land nagasaki看板犬プロジェクトを開始いたしました。

保護された2頭との面談、検診を経てi+Land nagasakiスタッフへの譲渡が決定し、保護犬と里親をつなぐ犬になってほしいという願いから“糸”という意味を持つ「Fil/フィル」、ワンちゃんと飼い主へ新たな“光”になってほしいという願いから「Luce/ルーチェ」と名付け、2022年4月21日にi+Land nagasakiの看板犬として入社いたします。看板犬としてお客さまをお迎えする業務のほか、今後様々な保護施設と共同し譲渡会を開催する際の広告塔として活動を行い、また、オリジナルブランドを立ち上げ、売上の一部を保護施設に寄付するなど命を守る活動の輪を広げてまいります。5月29日(日)には、i+Land nagasakiミナトホテル1階にて保護施設と共同した譲渡会の開催を予定しております。