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CSR
2024.03.08

i+Land nagasakiにて「災害用ガスバルク並びにガス発電機稼働検証式」を開催いたしました

NPO法人Pleasure for allは、2024年3月7日(木)i+Land nagasakiに設置した「災害用ガスバルク並びにガス発電機」の稼働検証式を開催いたしました。
台風などの災害時、唯一の陸路である伊王島大橋が通行止めになるなど、陸の孤島となる可能性をもつ伊王島にあるi+Land nagasakiは、災害時、施設ご利用のお客様やスタッフの安全確保はもとより、伊王島にお住いの方の避難先として開放しております。2022年より、災害時には伊王島にお住いの方へ無償で客室、温泉、お食事を提供しており、これまでに200名を超える皆様がi+Land nagasakiに避難いただきました。

昨年6月、長崎市と「災害時における一時的な避難場所等の提供に関する協定書」を締結し、これまで以上に避難所としてもご活用いただける体制を整えるため、経済産業省・資源エネルギー庁所管の補助金交付を得て、「災害用ガスバルク並びにガス発電機」を設置いたしました。
2.9tのLPガスを備蓄し、電気やガスなどライフラインが寸断されても使用可能な災害用ガスバルク並びにガス発電機を活用することにより、停電が発生した際、自動的に起動し最大3日間にわたり、施設内の空調機や電灯に電気を供給し続けることが可能となります。また、停電時の情報源や連絡手段として大いに活用される携帯電話等の充電も自由に行っていただけるよう非常用コンセントボックスを設けました。

また、NPO法人Pleasure for allの趣旨にご賛同いただき、発電機メーカーである株式会社シーエープラント様より、災害時においても100人分の炊飯等が可能な「炊き出しセット」と「投光器」をご提供いただきました。厨房が使用できなくなった際も移動可能な炊き出しセットと投光器を用い、安全な場所での炊き出しが可能となります。
災害用ガスバルク
災害用ガス発電機

当日は、長崎市の職員や伊王島にお住いの方々にお越しいただき、ガス発電機が稼働する様子を実際にご覧いただきました。意図的に停電状態を発生させることにより、自動的にガス発電機が起動し瞬時に電気のある環境と同等でお過ごしいただける様子をご覧いただきました。

災害用ガスバルク並びにガス発電機の設置については、九州の宿泊業としては初の試みです。今後も宿泊業として、ご利用のお客様やスタッフだけではなく、地域の皆様の安心安全を確保できる施設として、地域貢献活動に取り組んでまいります。

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